株式会社 石井トロフィー
電話03-3807-8541 電話 営業時間:9:30〜18:30
総合お問合せ
トップへ戻るTOP
ヘッダー画像

プレートの名入れ方法の比較 比較表 表彰盾に名入れする加工方法のご紹介と比較

彫刻系

  • レーザー彫刻

    長所

    金属からアクリル、木材など多くの素材に版下どおりに彫刻可能。曲面や細かいスペースも可能。

    短所

    複雑なカラー表現不可、2色程度までなら濃い凹色入れ、黒マーキングは可能。

  • 2D内部レーザー

    長所

    ガラス内部に、厚みのある半立体の文字やロゴを表現。奥行きが使えるので文字やロゴを重ねることも可能。

    短所

    名入れスペースや形状に制限。所細い文字はつぶれて見える場合あり。

  • 3D内部レーザー

    長所

    ガラス内部に、360度立体で物や風景、人物、動物、イラストを表現できる。

    短所

    製版代が高価。データ作成に時間がかかる。

  • サンドブラスト

    長所

    比較的安価に早く、ガラスに名入れできる。石材にも名入れ可能。2Dレーザーより文字がはっきりしている。

    短所

    カラーは不可。精細なデザインにも不向き。単色なら色入れは可能。

  • 写真レーザー

    長所

    濃淡の表現が必要な写真のような内容を硝子内部に表現できる。(グレースケール・白黒写真風)

    短所

    カラーの表現は不可。

  • ドリル彫刻

    長所

    仕上がりが早く、深く彫刻できるので凹色入れが容易。

    短所

    指定書体やロゴの彫刻が不可。

  • 腐食(薬品エッチング)

    長所

    文字やロゴを凹凸で表現。色入れ、メッキ、 表面処理で多彩な表現が可能。

    短所

    凹色入れ式なので、印刷とは違い色と色が隣通しになれない。

印刷系

  • オフセット印刷

    長所

    表彰盾の場合は、多色、大量、グラデーションが必要な時に用いる。

    短所

    少量製作がコスト的に不可。

  • シルク印刷

    長所

    お客様の指定の特色が必要な場合や背景のベタ、面でない対象物の時に使用。

    短所

    個別の差し替え等が、版代の関係で高価になる。

  • インクジェット印刷

    長所

    製版が必要ないので、個別の差し替え印刷、グラデーションや写真など多色が必要な場合に有効。

    短所

    印刷面が平面が必須、印刷面の耐久度弱い。

  • アルマイト染色(印刷)

    長所

    製版代がシルク印刷に比べ安価、早い。

    短所

    指定色が不可、工場にある決まった染料のみ。

  • アルミレジスト(印刷)

    長所

    印刷(染色)された文字が多少凸になる。メタリックの表現や、金色と銀色の混合が表現可。

    短所

    指定色が不可、工程が多いため時間かかる場合もある。

  • 箔押し/ホットスタンプ

    長所

    布、木、樹脂などの素材に、光沢のある金や銀を表現できる。

    短所

    小さい文字や精細な表現が不可。

プレートの名入れ方法の比較 解説

表彰盾のプレートに名入れや絵柄を表現するには、「彫刻系」と「印刷系」の2種類の方法があります。

表彰盾のプレートに名入れや絵柄を表現するには、「彫刻系」と「印刷系」の2種類の方法があります。彫刻系の中には、さらに「レーザー彫刻」「2D内部レーザー」「3D内部レーザー」「サンドブラスト」「写真レーザー」「ドリル彫刻」「ダイアモンドカッター」「腐食加工(薬品エッチング)」があります。

レーザー彫刻について

レーザー彫刻は、ガラスから金属、アクリル、木材など、多くの素材に彫刻することができ、曲面や狭いスペースにも彫刻することが可能です。カラーの表現はできませんが、素材により、単色の色入れは可能です。

2D内部レーザーについて

2D内部レーザーは、ガラスの内部に厚みのある半立体の文字やロゴを再現でき、奥行きが使えるので、文字やロゴを重ねることも可能ですが、彫刻範囲の余白や形状に制限があります。

3D内部レーザーについて

3D内部レーザーは、ガラスの内部に、360度、立体で物や風景、人物、動物、イラスト等を表現できます。そのため、製版代はどうしてもやや高価になり、データ作成にも時間が掛かります。

サンドブラストについて

サンドブラストは、比較的安価に、早くガラスに名入れができる方法で、石材に名入れする場合にも用いられます。精細なデザインには不向きで、カラーは表現できませんが、単色なら色入れは可能です。

写真レーザーについて

写真レーザーは、濃淡の表現が必要な写真などの内容を、ガラスの内部に再現できるという特徴があります。カラーの表現はできません。

ドリル彫刻について

ドリル彫刻には、手彫りと機械彫りの2種類があり、仕上がりが早く、深く彫刻できるので、凹色入れが容易であるという特徴があります。一方、限られた書体でしか刻印できず、ロゴ等の彫刻はできません。

ダイアモンドカッターについて

ダイアモンドカッターによる彫刻の特徴は、彫りの深さは浅いのですが、彫刻した部分に独特の光沢があり、美しく見えるということです。ドリル彫刻と同様、指定書体やロゴの彫刻はできません。

腐食加工について

腐食加工は、文字やロゴ等を凹凸で表現する方法で、色入れやメッキ、各種表面処理などで、多彩な表現が可能です。凹色入れ式なので、色と色を隣同士にはできません。

印刷系の中には、さらに「オフセット印刷」「シルク印刷」「インクジェット印刷」「アルマイト染色(印刷)」「アルミレジスト(印刷)」「箔押し/ホットスタンプ」があります。

表彰盾のプレートでオフセット印刷をするのは、多色刷りであったり、大量印刷、またグラデーションが必要な時などです。少量印刷には向きません。

シルク印刷について

シルク印刷をするのは、指定の特色が必要な場合や、背景がベタ塗りの場合、また、平面でない対象物に印刷する場合です。名入れなどを個別に差し替えるケースでは、割高になります。

インクジェット印刷について

インクジェット印刷は、製版をする必要がありませんので、個別の差し替え印刷、また多色が必要な場合に重宝します。ただし、印刷面が平面であることが必須で、印刷の耐久度は弱めです。

アルマイト染色について

アルマイト染色は、製版代がシルク印刷に比べ安価で、早く仕上がるという特徴があります。指定色は使えず、工場にある決まった染料のみの着色になります。

アルミレジストについて

アルミレジストでは、メタリックの表現や、金色と銀色の混合が可能です。一方、指定色は再現できず、また工程が多いため、原稿によっては時間が掛かる場合もあります。印刷(染色)された部分が多少盛り上がるという特徴があります。

箔押し/ホットスタンプについて

箔押し/ホットスタンプでは、布、木、樹脂などの素材に、光沢のある金や銀が表現できます。一方、小さい文字や精細な表現はできません。

以上、表彰盾のプレートに名入れや絵柄を表現する方法について、解説いたしました。